教養を学べる天下統一スマッシュはスマホゲームの希望

私は骨董が好きなのですが、骨董を愛でるためには審美眼を鍛えなければなりません。そのため毎週末のように骨董屋に通い、買いもしないのに店内をふらつき、骨董の良し悪しを見定める訓練をしています。

そこで思うのですが、骨董屋に通わずとも骨董への造詣を深める方法はないものでしょうか?いっそのこと、骨董をテーマにしたスマートフォンのゲームでもあればいいのになと思います。絵唐津や斑唐津、朝鮮唐津、三島唐津、粉引唐津などの写真を並べて、どれが左党垂涎の器であるかを当てよ、みたいなゲームがあればいいと思うわけです。あるいは、李朝青磁の窯元を当てるゲームとか。目利きな骨董愛好家は一瞥して、道馬里窯とか金沙里窯、分院里窯と当ててしまうそうです。そういう鑑識眼を私も身につけたい。そんな鍛錬がスマホでできたら素敵だなと思います。

しかし問題があります。情報化がこれだけ進展しているというのに、骨董品はカタログ化が全然進んでないのです。というのも、美術品であるならば美術館が所蔵するわけなので、カタログ化することも簡単なわけですが、骨董品は骨董マニアが家の中に抱え込んでしまっているため、その存在が世に公にされにくいのです。斑唐津の名品はとある骨董館が大量に秘蔵しているそうですが、その収集家の名前すらも公的には秘密扱いされているのですから、その作品群が夜に知らしめられることなんて夢のまた夢です。どうも骨董愛好家は自分たちが愛でている対象を世界に向けて自慢することを野暮だと考えているようです。下手に公表して美術品指定でもされ、美術館に没収されてしまっては、たまったもんじゃないと考えているのでしょうか?骨董ファンの端くれとしては、とても残念です。

スマートフォンはとても便利ですが、そこにあるアプリやゲームはお手軽なものが多くて、真に教養的なものはあまりないように感じます。現在唯一奮闘しているのは天下統一スマッシュくらいのものでしょう。天下統一スマッシュは歴史的教養をテーマとしたキャラクターゲームですが、未来のスマホゲームは天下統一スマッシュのようにプレイヤーの教養を高める方向性に歩むべきだと思います。