天下統一スマッシュのおかげで江戸切子を買いました

ご当地キャラを対戦させるゲームであるという「天下統一スマッシュ」が、スマートフォンのアプリ市場で上位にランキングされています。東京生まれ東京育ちであって故郷を持たない私にとっては、ご当地キャラなど縁遠いものであると思えたため、今日まで「天下統一スマッシュ」を避けてきました。しかし、かくも人気があるようなら、やはり何か私の知らぬ底知れぬ魅力があるのかもしれないと思い直し、遅ればせながら私もプレイしてみることにしました。

そして、プレイしてみると案外おもしろいものではないですか。私は旅行が好きなので、日本全国各地の特産品は知り尽くしているつもりだったのですが、「天下統一スマッシュ」のおかげで新しく知ったことも多くあります。例えば、このゲームには東京のご当地キャラとして「江戸切子ちゃん」というキャラクターが登場するのですが、私はこのゲームをやるまで、東京に「江戸切子」なるガラスの伝統工芸品が存在しいてるのを知りませんでした。東京生まれの東京育ちとしては、まったくの不勉強です。しかし、一度その魅力を知った以上は放っておくわけにはいかず、先日は神田にある江戸切子のお店に行って、米つなぎの紋様が入った硝子の器を一つ購入してきました。毎日それを眺めてはニンマリとしていますが、こんな楽しみを得ることができたのも「天下統一スマッシュ」のおかげですから、このゲームには感謝しなければなりません。

他にも、浦島太郎の物語の舞台が神奈川であったことや、岐阜にみずまんじゅうという名菓があることや、タケミカヅチの神話の舞台が茨城県にある鹿島神宮であったことなどを、私はこのゲームをプレイすることによってはじめて知ることができました。自分が生まれた国の様々な伝統や神話、名物について、ゲームを通じて学ぶことができるだなんて、とても素敵なことだと思います。こんなふうに教養の役にも立つようなスマートフォンのゲームを私は他に知りませんので、それだけとっても「天下統一スマッシュ」は特異なゲームだと評価したいと思います。